1964年と2020年の東京オリンピックメダルの違い
今夏7月23日から8月8日までの17日間で行われた「東京2020オリンピック競技大会」も無事幕を下ろすことができました。その間に栄光を掴んだアスリートに贈られたメダルにも注目を集めました。
おもて面はパナシナイコスタジアム(ギリシャのアテネにある競技場)に立つ勝利の女神ニケ像と東京2020オリンピック競技大会の正式名称とオリンピックシンボルの要素を含めた既定の構図となっており、うら面は東京2020入賞メダルデザインコンペティションに応募された作品から【光や輝き】をテーマとしたデザインが選定されました。
【光や輝き】はアスリートや周りで支えている人たちのエネルギーを象徴し、スポーツで競い合い、頑張っている人が称えられる世界になってほしいという思いが込められているそうです。
それでは、アジアで初めて開催された東京1964オリンピック競技大会のメダルデザインはどうだったかというと、おもて面は左手にヤシの葉、右手に勝者の冠を持つ勝利の女神が刻まれ、うら面はオリンピックスタジアムを背景に群衆に称えられる勝者が刻まれています。
時代は変わっても、アスリートを称える想いは変わらず引き継いでいる事がうかがえますね。
数日後には東京2020パラリンピック競技大会が始まります。
オリンピックとはまた違うデザインのメダルが勝者の胸に輝くのを見るのが楽しみですね。