「オンラインストレージサービス」をご存じでしょうか?
台風、洪水などの災害時に「PCのハードディスクが物理的に壊れてしまいデータが消失…」という話を聞くことがあります。
このようなトラブルに備えて「オンラインストレージサービス」を利用されている会社も増えてきています。
ではこの「オンラインストレージサービス」とは一体どのような物かについてご説明します。
■「オンラインストレージサービス」とは?
「オンラインストレージサービス」とは、自分のPCや会社のサーバにデータを置かず、インターネット回線で繋がった社外のデータを保管できるディスクスペースの事です。
インターネットの環境さえあれば、どこからでもデータの保存や呼び出しが可能です。
■ 「オンラインストレージサービス」を利用するメリット
「オンラインストレージサービス」の導入で得られる主なメリットは大きく下記の5つがあります。
① どこからでもアクセスが可能
インターネットが使える環境があれば、どこにいても「オンラインストレージ」を利用できます。
社外にデータの入った外付けHDDやUSBメモリを持ち歩く必要が無いので、万が一のハードストレージの紛失を防ぐことができます。
② ファイルを一元管理できる
例えば各拠点で作成したファイルを、拠点のサーバやVPNで接続された本社のサーバで管理していることを、簡単に「オンラインストレージサービス」で一元管理する事ができます。
③ 災害など不測の事態によるデータ消失を防ぐ事が可能
「オンラインストレージ」は、使用しているPCのHDDにデータを保存しない為、水害などの被害などでのトラブルによるデータ消失を防ぐ事ができます。
④ ファイル共有・共同編集しやすい
Web上で同じファイルを利用することができるので、作成したファイルをメール送るなどの工程が不要です。
私が普段使っている「GoogleDrive(グーグルドライブ)」をご紹介します。
「GoogleDrive」は、Googleが提供するオンラインストレージです。
「GoogleDrive」
※リンク先はgoogleのwebページとなります。
個人用では15GBまで無料で使用が可能で、Googleアカウントを作成することですぐに使用できます。
ファイル共有に重点を置いており、複数人で同時に編集が可能の為、上手に使えば作業効率を向上させる事ができます。
パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットからでも利用ができる為、使用する時間や場所を選びません。
更に、Microsort OfficeのWordやExcelなどのファイルを「GoogleDrive」の標準機能により、Officeが無いPCでも開いて編集することができます。
企業向けの有料プランもあり、ストレージ容量に応じて複数のサービスが用意されています。
⑤ 低コストで導入可能
自社で新たにサーバを購入して設置するよりも低コストです。
■ 自動で「オンラインストレージ」にデータをバックアップするサービス
弊社が取り扱っている「バックアップサービス」をご紹介です。
不測の事態に備えて大事なデータを自動で「オンラインストレージ」に保存する事ができます。
月額10,000円と初期導入費用50,000円が必要ですが、容量無制限でクラウド上にデータをバックアップすることができます。
■ 自分に合ったオンラインストレージサービスを使いましょう
今回は無償や有償の様々な「オンラインストレージサービス」についてご紹介しましが、上手に利用することにより仕事の効率が上がり、大事なデータを保護する事にもつながります。
特に、日々作成したデータのバックアップを怠ってしまいがちな方には、有償のバックアップサービスの利用することで、万が一のデータ破損時などに役立つのではないでしょうか。