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  4. 初心者必見!【2024年 助成金・補助金】探し方から審査対策まで

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 働き方改革やインボイス、電子帳簿保存法など法改正による事務処理の負荷が大きくなっています。中小企業の法制対応を後押しするために、さまざまな助成金・補助金が用意されています。しかし、公的機関の文書にありがちな難解な表現や申請手続きの煩雑さのために、給付要件を満たしていても敬遠する経営者も少なくありません。そのため、助成金・補助金を何度も受給する会社と一度も受給しない会社が分かれるようです。

 助成金・補助金を利用したことがない初心者にもわかりやすく、活用するメリットから探し方、申請から採択までの流れなどを解説します。

目次
-中小企業の助成金・補助金活用のメリット
メリット①;経営課題の解決
メリット②;生産性向上の促進
メリット③;資金不足の解消
-助成金 補助金の探し方から審査対策まで
(1)助成金・補助金の種類と探し方
(2)申請から採択までのロードマップ
-【2024年度】中小企業が活用できる助成金・補助金
(1)新規事業・資金不足解消・事業承継のための助成金・補助金
(2)人材確保・育成のための助成金・補助金
(3)技術革新対応のための助成金・補助金
-助成金・補助金活用は支援事業者で変わる

中小企業の助成金・補助金活用のメリット

 助成金・補助金は、設備投資や人材育成などの費用の一部に相当する金額を給付する国や自治体による事業です。活用を検討してこなかった方のために、助成金・補助金活用のメリットをまとめました。

メリット①;経営課題の解決

 中小企業の成長や革新を後押しする助成金・補助金は、主に設備投資や技術開発、人材育成などの施策が対象となり、自己資金だけでは難しい経営課題の解決に取り組めます。申請に必要な条件を満たすことで、労働環境の整備や事業計画を見直して経営を改善する機会になります。

メリット②;生産性向上の促進

 物価高や人件費の高騰が続く昨今、生産性向上はマストの課題ではないでしょうか。デジタル化の推進や省エネ導入に関する補助金を利用することで、長期的なコスト削減や競争力強化を促進できます。業務の効率化で働きやすくなると、従業員の満足度向上や人材採用への効果も期待できます。

メリット③;資金不足の解消

 中小企業にとって、新規事業立ち上げや人材育成への投資は大変な負担です。返済する必要がない助成金・補助金を活用することで、財務面の負担を減らせます。助成金・補助金の受給実績は、金融機関からの信用力向上にもつながります。

<ここまでのポイント>
・返済不要の助成金・補助金の活用で自己資金だけでは難しい取り組みができる。
・受給要件を満たすための社内体制等の整備が経営改善につながる。

助成金・補助金の探し方から審査対策まで

(1)助成金・補助金の種類と探し方

 助成金・補助金には事業の目的があり、対象となる取り組みを行った事業者が対象となります。助成金・補助金を活用する際には、自社の経営課題に適したものを選ぶ必要があります。まずはWebサイトや相談窓口で情報を収集しましょう。

<助成金・補助金の種類>

目的 概要
助成金 雇用の維持・促進 労働者の雇用を維持し、新規雇用の促進
例)キャリアアップ助成金、雇用調整助成金 ほか
労働環境の改善 労働環境を整備し、働きやすい職場づくりの促進
例)両立支援等助成金、働き方改革推進支援助成金 ほか
人材育成 従業員のスキルアップや教育訓練の支援
例)人材開発支援助成金
補助金 事業の成長・革新 新規事業立ち上げや既存事業の拡大、革新の支援
例)ものづくり補助金、事業再構築補助金、IT導入補助金ほか
地域振興 地域経済の活性化や地域特有の課題解決の支援
例)地域創生補助金 ほか
環境・エネルギー対策 環境保護やエネルギー効率の向上の促進
例)省エネ補助金、再生可能エネルギー導入補助金ほか

<助成金・補助金の探し方>

Webサイトミラサポplus(中小企業庁)、支援ポータルサイト(経済産業省)に、最新の助成金・補助金情報が掲載されています。地方自治体の支援制度は各自治体サイトに掲載されます。
相談窓口金融機関の顧客向けサービス、自治体や商工会議所などの無料相談サービスで助言を受けられます。
専門家への相談中小企業診断士や社会保険労務士、税理士などの専門家からも助言をもらえます。申請代行の手数料は受給額の20~30%程度が相場です。

(2)申請から採択までのロードマップ

①情報収集と選定
自社に適した制度を選ぶ際にチェックすべき点をまとめます。特に注意すべきは不支給要件です。

申請期間申請の〆切前であること、準備期間も含めて検討しましょう。
対象要件業種、従業員数、資本金などの要件が合致している
不支給要件不支給対象の要件に該当しないか確認する
例)過去の不正受給、労働保険料未納、労働関係法令違反など
目的との整合性助成金・補助金の目的と自社の取り組み、事業計画が合致している

②申請準備と書類作成
助成金・補助金の申請要領にしたがって申請書類を準備します。専門家や支援事業者などのサポートがある場合でも任せきりにせず、しっかり把握することが採択につながります。

募集要項を熟読する助成金・補助金の募集要項を入手して、申請条件や目的、加点項目などをしっかりと読み込み、自社が要件を満たしているか確認します。
事業計画書の作成助成金・補助金の目的に沿った事業計画を作成します。
必要書類の準備必要な書類を準備します。登記簿謄本、納税証明書など時間を要する書類は早めに手配しましょう
申請書の記入募集要項に沿って必要事項を記入します。書類不備の不採択もありますので、記入漏れや誤記がないよう複数人でチェックしましょう。
添付資料の作成見積書やカタログなど、計画の具体性を示す資料を用意します。

③審査対策
 助成金・補助金の採択率は年ごとに変動しますが、審査は厳格化する傾向にあると言われています。採択率を高めるためのポイントを紹介します。

●助成金・補助金の目的との整合性
 助成金・補助金の趣旨と合致している点が重視されます。具体的かつ実現可能な事業計画である点も評価されますので、抽象的な表現を避け、具体的な数値目標や達成手段、実施スケジュール、期待される効果などを明確に記載しましょう。

●独自性と革新性
 他社との差別化ポイント、社会や業界への貢献度、地域経済や雇用、環境への影響など、社会的意義のある事業であることをアピールします。

●経営能力と財務状況を整える:
 経営能力や財務状況も審査対象となり、財務の健全性、事業の継続性はアピール材料になります。事業実績や財務状況を整理し、信頼性を高めましょう。

●加点項目を意識する
 審査の加点項目を事業計画に盛り込むことで評点がアップし、採択の可能性が高まります。

●申請書類の不備を防ぐ:
 書類不備による不採択は非常に多いそうです。繰り返しチェックしましょう。真否は確認できませんが、添付書類の画像が不鮮明だったために不採択になったという情報もあります。

④助成金・補助金の注意点とリスク
 審査を通過し、助成金・補助金を受給できたら終わりということではありません。事業完了後、成果報告書の提出が義務づけられています。計画の進捗管理を行い、助成金・補助金の使用に関する証拠書類は一定期間保管する必要があります。そして、申請時の計画通りに資金を使用しなかった場合は返還を求められる可能性があります。
 また、多くの助成金・補助金で採択企業名や事業内容が公表されます。競合他社に情報が漏れる可能性を考慮する必要があります。

<ここまでのポイント>
・助成金・補助金の目的にあった事業計画と加点項目を取り入れて採択率アップ。
・準備期間に余裕をもって募集要項を熟読し、不備のない申請書類を準備する。
・目的外使用は返還を求められるので、事業完了までしっかりと。

【2024年度】中小企業が活用できる助成金・補助金

 2024年度に活用できる助成金・補助金をまとめました。詳細は各事業のホームページにてご確認ください。

(1)新規事業・資金不足解消・事業承継のための助成金・補助金

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金 【公募終了】
中小企業の新製品・サービス開発や生産プロセスの改善に必要な設備投資等を支援する補助金。2024年度はデジタル技術を活用した生産性向上の取り組みに重点。
補助対象 機械装置・システム構築費、技術導入費、専門家経費、運搬費、クラウドサービス利用費、原材料費、外注費、知的財産権等関連経費
補助額の上限 従業員数5人以下 :100万円~750万円
 6~20人 :100万円~1,500万円
 21~50人 :100万円~3,000万円
 51~99人 :100万円~5,000万円
 100人以上:100万円~8,000万円
ホームページ ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
小規模事業者持続化補助金
小規模事業者の販路開拓や業務効率化を支援する補助金。2024年度は、地域の特性を活かした事業や、SDGsに貢献する取り組みが優先される傾向。
補助・助成対象 機械装置等費、広報費、ウェブサイト関連費、展示会等出展費、旅費、開発費、資料購入費、雑役務費、借料機器・設備のリース・レンタル料、設備処分費、委託・外注費
補助・助成額上限 通常枠:50万円、賃金引上げ枠、卒業枠、後継者支援枠、創業枠:200万円
ホームページ 小規模事業者持続化補助金
事業再構築補助金
コロナ禍からの回復と新たな成長を目指す中小企業の新分野展開や業態転換、事業再編などの取り組みを支援する補助金。2024年度はデジタル化やグリーン化に向けた取り組みを重視。
補助対象 建物費、機械装置・システム構築費、技術導入費、外注費・専門家経費、広告宣伝費・販売促進費、研修費、廃業費
補助額の上限 成長分野進出枠/通常類型:3,000万円(短期に大規模賃上げを行う場合は4,000万円)、GX進出類型:5,000万円~(短期に大規模賃上げを行う場合は6,000万円)、コロナ回復加速化枠/通常類型:2,000万円、最低賃金類型:1,500万円、サプライチェーン強靱化枠:3億円(※建物費を含む場合は5億円)
ホームページ 事業再構築補助金
中堅・中小成長投資補助金
中堅・中小企業(従業員2000人以下)が省力化や労働生産性の向上を図るための大規模な設備投資や拠点新設を支援
補助対象 建物費、機械装置費、ソフトウェア費、外注費、専門家経費
補助額の上限 50億円
ホームページ 中堅・中小成長投資補助金
雇用調整助成金
経済上の理由で事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が、労働者の雇用を維持するための制度
補助・助成対象 休業・教育訓練:初日から1年の間に最大100日分、3年の間に最大150日分、出向の場合:最長1年の出向期間中
補助・助成額上限 事業主が支払った休業手当負担額、教育訓練を実施した場合、賃金負担額の相当額の1/2(中小企業)~1/3(大企業)※1人1日あたり8,635円を上限などの基準あり
ホームページ 雇用調整助成金
事業承継・引継ぎ補助金
後継者不在などの課題を抱える中小建設業者の事業承継を支援する補助金
補助・助成対象 謝金、旅費、外注費、委託費、システム利用料、保険料、廃業費:廃業支援費、在庫廃棄費、解体費、原状回復費、リースの解約費、移転・移設費用
補助・助成額上限 600万円以内、廃業費上乗せ額:150万円 以内
ホームページ 事業承継・引継ぎ補助金
地域建設産業活性化支援事業
地域の建設業の活性化を目的とした補助金で、新分野進出や経営革新などの取り組みを支援します。
補助・助成対象 担い手の確保・育成又は生産性向上に向けたモデル性の高い取組みに対して、計画実行段階の経費の一部
補助・助成額上限 一案件あたり300万円
ホームページ https://www.mlit.go.jp/common/001086095.pdf

(2)人材確保・育成のための助成金・補助金

キャリアアップ助成金
非正規雇用労働者の正社員化や処遇改善した事業者を支援する助成金。2024年度は女性活躍推進や高齢者の継続雇用に関する支援を強化。
助成額
※中小企業
正社員化コース:1名あたり有期雇用者80万円(40万円×2期)、無期雇用者40万円(20万円×2期)
障害者正社員化コース:1名あたり45万円~120万円
賃金規定等改定コース:1名あたり3%以上5%未満5万円、5%以上6万5,000 円
賃金規定等共通化コース:1事業所あたり60万円
賞与・退職金制度導入コース:1事業所あたり 賞与又は退職金制度いずれかを導入40万円、賞与及び退職金制度を同時に導入 56万8,000円
社会保険適用時処遇改善コース:1名あたり手当等支給メニュー 50万円、労働時間延長メニュー 30万円
ホームページ キャリアアップ助成金
人材開発支援助成金
従業員のスキルアップを目的とした教育訓練を支援する助成金。2024年度は、デジタルスキル向上や多様な働き方に対応した研修に重点。
助成対象 以下に該当する教育訓練の経費や訓練期間中の賃金の一部 人材育成支援コース:職務に関連した知識・技能を習得させるための訓練 教育訓練休暇付与コース:有給の教育訓練休暇を導入し、その休暇を利用して訓練を受けた場合の1人1日当たりの賃金助成 人への投資促進コース:デジタル人材や高度人材の育成を目的とした訓練
助成額の上限 人材育成支援コース:1事業所・1事業主団体あたり1年度1,000万円 教育訓練休暇付与コース:経費助成24万円、賃金助成7200円×150日分 人への投資促進コース:賃金助成960円/h×1,600時間、OJT実施助成25万円
ホームページ 人材開発支援助成金
業務改善助成金
中小企業や小規模事業者が生産性向上のための設備投資や人材育成を行い、事業場内の最低賃金を一定額以上引き上げた場合にその費用の一部を支援する助成金。
助成対象 生産性向上・労働能率の増進に資する設備投資等の経費
助成額の上限 600万円
ホームページ 業務改善助成金

参考記事:【業務改善助成金】賃金引き上げと設備投資で最大600万円まで!

働き方改革推進支援助成金
中小企業が労働時間の短縮や年次有給休暇の促進など働き方改革に取り組む際に、その費用の一部を助成する。
助成対象 労務管理担当者への研修、労働者に対する研修、周知・啓発、外部専門家(社会保険労務士、中小企業診断士など) によるコンサルティング、4就業規則・労使協定等の作成・変更、人材確保に向けた取組、労務管理用ソフトウェアの導入・更新、労務管理用機器の導入・更新、デジタル式運行記録計(デジタコ)の導入・更新、労働能率の増進に資する設備・機器等の導入・更新
助成額の上限 250万円
ホームページ 働き方改革推進支援助成金
人材確保等支援助成金 人事評価改善等助成コース
中小企業が魅力ある職場づくりを通じて人材の確保・定着を図るための助成金。人事評価制度の整備、賃金アップや離職率低下に取り組みを行った場合
助成対象 人事評価制度等の適切な運用を経て、「労働者の賃金の3%以上のアップ」「離職率の低下に関する目標」のすべてを達成した場合
助成額の上限 人事評価改善等助成:80万円
ホームページ https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/001237899.pdf
人材確保等支援助成金 若年者及び女性に魅力ある職場づくり事業コース(建設分野)
若年および女性労働者の入職や定着を図ることを目的とする事業への助成金。
助成対象 講師謝金(外部講師)、コンサルティング料、賃金、旅費、航空賃、バス等の借上げ料(燃料代含む)、印刷製本費、施設借上費(設備使用料含む)、機械器具等借上料、教材費、厚生経費、期間雇用労働者に対する健康診断に係る診断料、技術者・技能者や雇用改善に関する表彰に関する費用(券類や記念品、懇親会費は含まない)、通信運搬費、会議費、受講参加料、傷害保険料、その他助成することが必要と認められる経費
助成額の上限 200万円 支給対象経費の3/5
ホームページ https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/001241209z.pdf
人材開発支援助成金
・建設労働者認定訓練コース:①認定訓練を行い、広域団体認定訓練助成金の支給等を受けた中小建設事業主または中小建設事業主団体、②雇用する建設労働者に有給で認定訓練を受講させ、人材開発支援助成金(人材育成支援コース)の支給決定を受けた中小建設事業主 ・建設労働者技能実習コース:有給で技能の向上のための実習を受講させた場合
助成対象 認定訓練を受講させ、その期間、通常以上の賃金を支払った場合の賃金の一部
助成額の上限 建設労働者認定訓練コース:1,000万円/年度 建設労働者技能実習コース::500万円/年度、1つの技能実習につき1人あたり10万円
ホームページ https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/001241209z.pdf
トライアル雇用助成金(若年・女性建設労働者トライアルコース)
若年者(35歳未満)または女性を建設技能労働者等として一定期間試行雇用(トライアル雇用)し、トライアル雇用助成金(一般トライアルコース、障害者トライアルコース)の支給決定を受けた中小建設事業主への助成。
助成対象 若年者(35歳未満)や女性の試行雇用(トライアル雇用)
助成額の上限 最大4万円/月×3ヶ月
ホームページ https://www.esop.mhlw.go.jp/subsidy-course/a0i5i000000ZeIbAAK/view

(3)技術革新対応のための助成金・補助金

サービス等生産性向上IT導入支援事業(IT導入補助金)
中小企業のITツール導入を支援する補助金。2024年度は、AIやIoTの導入、サイバーセキュリティ対策の強化に重点。
補助対象 通常枠:事業のデジタル化を目的としたソフトウェアやシステム インボイス枠(インボイス対応類型):インボイス制度に対応した会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、PC・ハードウェア等 インボイス枠(電子取引類型):インボイス制度に対応した受発注システムを商流単位での導入 セキュリティ対策推進枠:サイバーインシデントに関するリスク低減策
補助額の上限 通常枠:1~3プロセス5万円~150万円未満、4プロセス以上150万円~450万円以下 インボイス枠(インボイス対応類型): 3/4(中小企業)もしくは4/5(小規模事業者)50万円以下、2/3以内50万円超〜350万円以下 インボイス枠(電子取引類型):350万円以下 セキュリティ対策推進枠: 5万円~100万円以下
ホームページ サービス等生産性向上IT導入支援事業

参考記事:残業削減やインボイス対策に!IT導入補助金2024でDXを実現する

省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金
省エネ設備の導入や省エネ改修工事を支援する補助金。
補助対象 工場・事業場型:既存設備からエネルギー消費効率の高い設備への更新等を行う場合 電化・脱炭素燃転型:省エネ性能が高く、脱炭素を目的とした燃料転換を伴う設備更新を行う場合 設備単位型;省エネ性の高い設備(指定設備)に更新する場合 エネルギー需要最適化型:エネマネ機器を用いて省エネ化を図る場合
補助額の上限 工場・事業場型:100万円~15億円 電化・脱炭素燃転型:30万円~3億円 エネルギー需要最適化型:100万円~1億円
ホームページ 省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金
カーボンニュートラルに向けた投資促進税制
産業競争力強化法の計画認定制度に基づく生産工程等の脱炭素化と付加価値向上を両立する設備の導入に対する税制優遇。
適用対象 炭素生産性を3年以内に15%以上(中小企業者等の場合は10%以上)向上させる計画を作成し、認定を受けた場合
税額控除率
※中小企業
炭素生産性の向上率17% 税額控除14%または特別償却50% 炭素生産性の向上率10% 税額控除10%または特別償却50%
ホームページ カーボンニュートラルに向けた投資促進税制

助成金・補助金活用は支援事業者で変わる

 2024年度の助成金・補助金について解説しました。ぜひ、積極的に活用して経営課題の解決や事業拡大にお役立てください。
 IT導入補助金では、ITツールの導入から申請までIT導入支援事業者がサポートします。支援事業者から、申請書類の作成や事業計画作成の助言などをもらえます。過去にはIT導入支援事業者をかたる詐欺行為もありましたので、IT導入支援事業者を選ぶ際にはIT導入補助金の公式サイトなどで確認しましょう。
 会社ごとにノウハウに差があり、採択率にも影響しますので、IT導入支援事業者の選定が重要になります。どのようなサポートがあるかを確認して、できるだけ実績豊富な事業者を選ぶことをお奨めします。

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