【よくあるお問い合わせ】
法定福利費機能に関する注意点
お問合せ内容
「法定福利費設定」の「総括行への記載方法」についてあらためて解説をします。
対象製品/使用環境
【本丸EXv2】
解説
総括画面の「法定福利費」機能には、2種類の記載方法があり、いずれかを選択できます。記載方法の選択によって見積金額に影響しますので、両者の違いをご理解いただき、適切な方法を選択して下さい。
それぞれの選択でどのように記載されるかご紹介します。
◆記載方法①:見積金額とは別途計上する ※見積金額に加算される
作成中の見積金額に、法定福利費相当額を加算します。
そのため、[F12:実行]後は見積金額が変わります。
◆記載方法②:見積金額に含める ※見積金額は変更されない
作成中の見積金額に法定福利費が含まれていることをコメントとして記載します。
そのため、計算後も見積金額は変わりません。
「工種名のみセット」のチェックを外していると、コメント行でも金額欄に金額がセットされますが、見積金額には反映されません。
金額の表示が不要であれば、「工種名のみセット」にチェックをつけておくことをおすすめします。
<印刷帳票のイメージ>
上記画像のようにシステム画面では色付けされていますが、帳票印刷するとコメント行もすべて黒で印字されるため、縦計に含まれる集計項目と勘違いされる場合があります。ご注意ください。
サポートより
法定福利費の設定によって、見積の合計金額が変わってくる場合があります。見積精度を高めるためにも、法定福利費機能について正しく理解してご活用いただければと思います。
次回メルマガでは、法定福利費機能の続編として「労務費合計」をお送りします。次号もぜひチェックしてください。
現在「労務費合計」についてお困りの場合は、次号までお待ちにならず、サポートまでお問い合わせくださいね!