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建設資材の高騰にどう対処する?DXによる収益アップの取組み

デジタルを活用した資材価格高騰への対策

価格高騰への対策は資材の購入費用を抑える工夫に加えて、原価管理の最適化や業務全体を効率化することで収益を高める方法が考えられます。これにDXが有効です。初期投資は必要ですが、長期的には生産性が向上し、収益を確保できるようになります。

(1)適切な工事原価管理

工事原価管理システムを導入することで、工事ごとの利益をリアルタイムに把握できるようになります。見積もり段階から実行予算を組むことでより適切に原価管理を行えるようになり、受注判断の精度も上がります。

(2)業務効率化による人件費などのコスト削減

デジタル化によって業務の自動化や省力化が進めば、作業時間の短縮によるコスト削減に加え、人的ミスのリスクも低減できます。空いた時間を別の作業や価格変動への対策に充てることもでき、収益確保のための能動的な取り組みが可能になります。

(3)在庫管理や調達先の最適化

購入した資材の在庫管理や調達先ごとの価格比較を可視化することで、過剰在庫を抑え、需要に応じた発注ができるようになります。特定の資材が高騰したときに代替品への切り替えなどの柔軟な対応が可能となります。手間と時間がかかる比較検討の作業をデジタル化することでコスト削減しつつ、スピーディな価格変動対策がとれるようになります。

<ここまでのポイント>
・価格高騰への対策は資材の購入費用を抑えるだけではない。
・デジタル化で業務全体を効率化することで収益性を高められる。

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