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若手採用を成功させたいなら知っておくべき、若者の仕事観とNGワード

若手採用の成功には「若者の仕事観」の理解がマスト!

若手採用を成功させるためには、若者世代が仕事や会社に対して何を望み、何を嫌がるかを理解することが大切です。社会全体が多様な価値観や個性を受け入れる中で、企業と人材の関係性も例外ではなく、現役世代と未来を担う若者世代の「仕事観」のすりあわせは不可欠です。ここでは若者世代の仕事観を理解する指標として、総務省の「平成30年就業構造基本調査」の20代の被雇用者の回答にフォーカスしてみます。

出典:平成30年若年者雇用実態調査の概況(厚生労働省)

<仕事を選ぶ際に重視する点>

収入の多さ 68.3%
労働時間が短い 44.6%
安定して長く勤められる 40.1%
自分の興味や適性に合った仕事がしたい 66.5%
時間に余裕を持って生活したい 44.2%
安定して長く勤められる 40.1%

高収入かつ働きやすい環境を求めると同時に、自分の価値観にあった仕事やプライベートとのバランスを重視していることがわかります。その一方で、「仕事が自分の人生の中心になるべきだ」への同意は低く(15.5%)、「仕事」の優先順位は低いと言えます。家庭生活や趣味、社会活動、副業など、仕事以外に大切したいことを持っている、もしくは持ちたいと考えている人が多いと考えられます。

やりがいや自己実現を求める一方で労働に見合う待遇やワークライフバランスを優先する、つまり、高い給与だけで定着する保証はなく、低水準の待遇では応募すらこない可能性があります。若手人材を確保するためには、こうした「若者の仕事観」をふまえた取り組みが不可欠と言えるでしょう。

<ここまでのポイント>
・若者世代が仕事や雇用者に対して何を望み、何を嫌がるかを理解することが大切
・20代はやりがいや自己実現は求めるが、待遇やワークライフバランスを優先する傾向

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