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クラウドとモバイル活用で変わる!工事管理の効率化と生産性向上

工事管理のデジタル化によるメリット

 現場作業はデジタル化ができないため、設備業の現場ではデジタル化のメリットが少ないと考えている人がいるようです。しかし、工事管理をデジタル化することで、現場での働きやすさや効率がアップします。工事管理のデジタル化によるメリットを解説します。

(1)適切な原価管理によるコスト削減

 現場の状況次第で労務時間が膨らんだり、追加の資材が発生したりするのはよくあることです。工事原価の管理システムを使用することでリアルタイムに工事原価を把握し、無駄な支出の削減や発注者との交渉など、収益を確保するアクションがとりやすくなります。

(2)データ連携による業務の効率化

 積算見積、受発注、工事管理、工事原価、請求、入金管理などの各プロセスのデータを連携させることで、重複入力の削減やケアレスミスの防止、事務処理の時間を短縮できます。部門間で同一データをみることで作業効率が大幅に向上し、生産性の向上につながります。

(3)現場業務における情報共有

 クラウドとモバイルの活用により現場と事務所、協力会社との間でリアルタイムの情報共有が可能になります。情報の行き違いやコミュニケーションの齟齬を解消できるほか、意思決定のスピードが向上し、問題が発生した際もスピーディーに対処できるようになります。

(4)業務全体の生産性向上

 データ連携により作業の無駄を削減し、効率よく業務を進められるようになります。また、蓄積したデータを分析することで、業務のボトルネックや改善のポイントを見つけやすくなります。

参考記事:設備業のDXは低予算、スモールスタートで成功させる!

<ここまでのポイント>
・工事管理をデジタル化することで、現場の働きやすさや効率がアップする。
・蓄積したデータの分析で、業務のボトルネックを見つけやすくなる。

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