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「遠隔臨場 SiteLive」のご紹介

2020年度から建設現場の「遠隔臨場」は本格的に試行がはじまっています。コロナ禍ですっかり普及したリモートワークの建設現場版ともいえるシステムです。建設現場での感染対策や人材不足、働き方改革の推進などに対する解決策としてその技術には熱い視線が注がれています。

遠隔臨場とは?

遠隔臨場とは、動画撮影用のカメラ(ウェアラブルカメラ等)を活用し、現場に行かずとも離れた場所から臨場を行うことです。撮影した映像と音声を Web 会 議システム等を利用して「段階確認」、「材料確認」と「立会」を行うこととされています。
※ウェアラブルカメラとは、ヘルメットや頭部・身体などに装着して使用する小型カメラのことです。ハンズフリーで撮影することを前提に設計されているため、両手が使え安全に現場での作業を進められます。

■新型コロナウイルス感染対策として注目

遠隔臨場への関心が高まる要因のひとつに新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあります。遠隔臨場を導入することで、現場へ足を運ぶ必要がなくなり、感染リスクが抑制できるためです。厚生労働省が定める新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインにおいても遠隔臨場が推奨されています。公共工事は安定した社会を維持する観点から、緊急事態措置の期間中であっても継続を求められるためです。

【材料確認例】
通常は発注者が建設現場に出向き、仕様通りの材料を使っているかを検査します。一方遠隔臨場の場合、発注者は現場に出向かず、受注者が装着したウェアラブルカメラで撮影した現場の映像を見て、仕様通りの材料がそろっているか確認します。確認作業の映像を録画する場合もあります。

出典:「建設現場の遠隔臨場に関する試行要領 令和3年3月」(国土交通省 大臣官房技術調査課)

製品紹介

遠隔臨場 SiteLive 3つの魅力

魅力1:現場での立会検査が不要に
受注者はスマートフォンがあれば、簡単操作で配信・録画が可能。発注者は建設現場で立ち会うことなく、PC上で確認できます。そのため立会検査が不要で、調整や移動時間の削減につながります。


魅力2:遠隔臨場に特化した確認・管理
遠隔臨場の対象検査である「材料確認」「段階確認」「確認・立会」の各検査項目が管理できるので、受発注者双方の確認・管理が容易です。


魅力3:アプリケーションとの連携で検査業務を効率化
SiteBoxから電子小黒板を転送することで、発注者は配信先画面で電子小黒板を確認しながら検査を行えます。検査映像は、クラウドで自動的に録画し、「KSデータバンク」に保存。さらに、工事情報共有システムと連携し、遠隔臨場 SiteLiveで登録した検査結果を発議書類に反映できます。

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