待ったなし!設備業のデジタル化2
更なるデジタル化の手順 〔デジタライゼーション〕
デジタル化の第2段階は、「デジタライゼーション(デジタイゼーションとは別)」と呼ばれていますが、業務プロセスそのものをデジタル化する事によって、更なる付加価値を得る事ができます。
紙図面をデジタル化する事によって、マウスによる拾いが可能になります。これにより作業時間の短縮、ミスの低減による手戻りの防止、データ連携による見積作成の簡略化など、紙やExcelでは考えられないような効果を得る事ができるようになります。
手作業で行った工程がプロセスのデジタル化によって削減されることによります。
またこれにより、より正確性が向上しますので、拾い時のミスによる見積のブレを無くし、更にはより正確な原価管理へと繋がります。
すなわち、デジタライゼーションは競争力を高め、経営力を強化することに通じているという事になります。
(文責:曽根)
手拾いの場合、拾った後に拾い表を作って整理をして、拾いデータを見積書に持って行ってから、単価を調べたり歩掛を調べたりと…。
これらの作業を簡単に済ます手もいくつかありますが、会社としてこれらの業務を統一できていないと、お客さまとの信用問題にも繋がります。
そのため、画面上の図面をマウスで拾いったデータを見積ソフトに読み込むことで、誰でも簡単に正確な見積書がほぼ仕上がります。
次回予告 「待ったなし! 設備業のデジタル化3」に続きます。
「デジタル化なんて、まだまだ設備業には関係ないよ。」などとは言ってられない理由を、これからDXを活性化する予定の国の施策などを交えてご説明いたします。
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