待ったなし！設備業のデジタル化4

2023年10月インボイス制度の導入

現行の制度は「区分記載式請求書等保存方式」
2019年に消費税10%が開始され、軽減税率8%が導入されました。
この時から「区分記載請求書等保存方式」が適用されています。
これは、下記のように請求書に2種類の税率を区分して記載する事を指定した内容になっていますが、この時点でインボイス制度が導入される事は決定されていましたので、経過措置として実施されています。

インボイス制度（適格請求書等保存方式）
「インボイス」とは請求書の事です。海外では既に複数税率を採用している国があり、インボイス制度はそれらの国の制度をお手本にしたものになります。
正式には「適格請求書等保存方式」という名称になりますが、これまでの必須項目に加えて「適格請求書発行事業者の登録番号」と「税率ごとの消費税額合計」の記載が義務付けられます。
これは仕入税額控除の対象金額の計算を明確化するためと言われています。
では、この仕入税額控除とは何でしょう？