大容量のファイルを受け渡し出来る
「ファイル転送サービス」をご存じでしょうか?
取引先へ、ファイルをメールで送信する時に「ファイルの容量が大きい為メールを送信する事ができなかった」その様な時は「ファイル転送サービス」を利用すると良いと思います。
■ 「ファイル転送サービス」とは?
「ファイル転送サービス」とは簡単に言うとWeb上でデータの受け渡しができるサービスです。
メールでは受け渡しできない大容量ファイルをWeb上で受け渡しする事が可能で、例えば300GBまでのファイルをWeb上で受け渡す事もできます。
■ 「ファイル転送サービス」のメリット
「ファイル転送サービス」は使用者にメリットをもたらしてくれます。 大きく下記の3つのメリットが挙げられます。
① 低コストで使用可能
「ファイル転送サービス」は無料で使用できるものも少なくありません。
無料でも十分な機能を備えています。もちろん、有料版もあります。
② 手間がかからない
例えば、大容量のファイルをメールで受け渡しする場合は、ファイルを分割メールも複数回送信する事になります。「ファイル転送サービス」ではその様な事はありません。
③ 操作がシンプルでわかりやすい
「ファイル転送サービス」は操作がシンプルで分かりやすくなっています。
多くの場合下記のような流れになります。
① 受け渡ししたいファイルを「ファイル転送サービス」のWeb上にアップロード
② ①のファイルのダウンロード用URLを確認.ファイルを渡したい相手にそのURLを伝える。
③ ファイルを受け取る側は、先ほどのURLをクリックしてダウンロード
■ 無料で使える! 「GigaFile(ギガファイル)便」
「ファイル転送サービス」のメリットが分かったところで
私が普段使っている「GigaFile(ギガファイル)便」をご紹介します。
■ URL https://gigafile.nu/
登録不要、無料で利用可能で1つのファイルの容量が300Gの巨大ファイルでも、受け渡しが可能。期間を選んで一定期間でWeb上にアップロードしたファイルが自動で削除。
Web上で操作をする事により即時削除も可能です。
複数ファイルをWeb上にアップロードした際は、1つの圧縮されたファイルとしてまとめてダウンロードできます。
■ 「GigaFile(ギガファイル)便」のアプリ版(ios版)もある
携帯で撮影した動画など、大容量ファイルを、他の端末に送信したい時に使えます。
LINEのチャットを使ってファイルを送信すれば簡単だよね?と思いますが、LINEでは1ファイル1GB、LINEWORKSでは1ファイル2GBが送信可能容量の上限だそうです。
■ ブランディングが出来る! 「Transfer Center」
次に、有料の「ファイル転送サービス」の「Transfer Center」をご紹介いたします。
■ URL https://transfercenter.jp
通常ファイル転送サービスでのダウンロード用URLには独自のドメインを指定する事ができません。
例 「GigaFile(ギガファイル)便」 では 「https://xgf.nu/〇×△□」
しかし「Transfer Center」では、ダウンロード用URLに「屋号や、個人名、社名など」の独自ドメインを指定する事が可能です。
例えば佐藤さんがファイルを転送するのであれば下記のように「sato」と表示可能です。
例 「https://sato-design.net.download」
ダウンロード用URLに独自ドメインを表示させることにより、受信側に安心感などを与える効果があります。
さらにダウンロードページもカスタマイズできます。
■ 自分に合ったサービスを使おう
今回、ファイル転送サービスを2つほどご紹介致しました。
ご紹介したサービス以外にも、無料や有料のサービスが沢山あります。
それぞれ、コスト、セキュリティ面、送信可能データ容量など機能が違います。
ご自身の希望に合った「ファイル転送サービス」を探して利用してみてはいかがでしょうか?