PC困りごと解決
パソコン画面の画像を切り貼りできる『Snipping Tool』機能
画面の必要な部分だけ切り取って保存ができるツールです!
『Snipping Tool』(切り取り&スケッチ)は、画像の一部を切り取って保存できるツールです。
<こんな方にオススメです!>
『Snipping Tool』(切り取り&スケッチ)は、画像の一部を切り取って保存できるツールです。
この記事の説明用画像もすべてこのツールを使って作成しています!
■ 起動方法
『Snipping Tool』はWindows10、11に標準搭載されています。
Windows10は画面左下、Windows11は画面中央下のボタンをクリックし、「すべてのアプリ」の中の『Snipping Tool』 、もしくは『切り取り&スケッチ』を左クリックで起動できます。
ショートカットアイコンをタスクバーに登録する場合は、『Snipping Tool』もしくは『切り取り&スケッチ』を右クリックします。
引き続き「詳細(その他)」 → 「タスクバーにピン留めする」を選択します。
タスクバーに『Snipping Tool』のショートカットアイコンが追加されました。『Snipping Tool』のショートカットをクリックして、「+ 新規」ボタンより簡単に画面の切り取りが行えます。
■ ショートカットキー
「+ Shift + S」を同時押しでも『Snipping Tool』を起動できます。
■ 使い方①切り取り
『Snipping Tool』を起動すると、画面が暗くなり画面上部に図のようなアイコンがでてきます。
4種類の切り取りモードがあり、切り取る箇所を選択できます。
- ①四角形に切り取る
- ②フリーフォームで切り取る
- ③ウィンドウの範囲で切り取る
- ④全画面の領域で切り取る
クリックで切り取りモードを変更でき、青く反転表示されたモードが有効な状態です。
今回は「四角形に切り取る」をご説明します。
切り取りたい範囲を左上から右下へと、対角線にドラッグします。ドラッグしたボタンを離すと、指定した範囲が確定します。
切り取り範囲が確定すると画面が明るくなり、画面の右下に「スクリーンショットをクリップボードにコピーして保存しました」とメッセージが表示されます。
これでofficeソフトや画像編集ソフトの「貼り付け」機能で画像を貼り付けることができます。
右下のメッセージをクリックすると、切り取った画像のトリミングや画像ファイルへの保存ができます。
画像ファイルとして保存したい場合は、『Snipping Tool』画面の右上にあるをクリックして任意の場所に保存(※)してください。
※保存できる形式は「JPG」「PNG」「GIF」から選択できます。
■ 使い方②貼り付け
Excelに貼り付けてみます。
適当な場所で右クリックをしてメニューを表示させます。
「貼り付け」をクリックします。
切り取った画像が貼り付けられました!
便利な機能ですので、ぜひ試してみてください。
【オススメ活用例】
・報告書、マニュアルなど、画像付きで説明したい資料の作成に
・大画面でないと表示できない資料の一部をクローズアップしたいときに
・ホームページや文書など、制作物の修正箇所を共有したいときに