【よくあるお問い合わせ】
法定福利費機能に関する注意点(続編)
お問合せ内容
労務費を入力しているのに「労務費合計」に金額が集計されてこない
対象製品/使用環境
【本丸EXv2】
解説
1、「労務費に対して計算する」を選択した場合の「労務費合計」について
明細画面に労務費を入力しているのに、「労務費合計」に入力した金額が集計されないということはありませんか?このような場合、以下の2つの原因が考えられます。いずれかに心当たりがある場合はそれぞれの対処方法をご覧いただき、原因がわからないときは、原因①の「労務費対象分類」から確認されるとよいでしょう。
原因①:「労務費対象分類」の「中分類」が適切に登録されていない
原因②:明細画面に労務費を手入力した
◆原因①:「労務費対象分類」の「中分類」が適切に登録されていない
まず「労務費対象分類」をご確認ください。
「労務費合計」は、「労務費対象分類」の「中分類」の合計金額だけが集計される仕組みになっています。そのため、明細に労務費を入力しても、「労務費対象分類」の項目が適切に登録されていなければ、「労務費金額」の自動集計の対象にならないのです。
労務費の対象となる「中分類」に追加する手順をご説明します。
対処方法
【労務費対象分類を追加する】
- ①「労務費対象分類」の空白行にカーソルを当て、[F1 参照]すると、中分類マスタが表示されます。
- ②中分類マスタから、労務費の対象にしたい中分類を選択します。
- ③選択した中分類が「労務費対象分類」に追加されます。 但し、この手順は1回限りの登録になります。常に労務費対象にしたい場合は、画面右下の「標準登録」をクリックします。
- ④法定福利費画面を開き、労務費金額が集計されていることを確認してください。
◆原因②:明細画面に労務費を手入力した
労務費を入力する際、明細画面に手入力すると、労務金額に集計されません。 手入力した労務費行の中分類を変更することで集計対象にできます。特定の明細行の中分類を変更する手順をご説明します。
対処方法
【特定の明細行を労務費対象にする】
サポートより
労務費の集計は、「労務費対象分類」の「中分類」がキーとなっています。労務費合計が合わなくなっているときは、「労務費対象分類」をチェックすると解決できる場合があります。
今回ご紹介した方法で解決できなかった場合は、サポートまでお問い合わせください。