【よくある問い合わせ】
見積の労務単価を変更したい
お問合せ内容
過去の見積を参照して見積を作成したいのですが、労務単価が変わっています。労務単価を変更することはできますか。
対象製品
【本丸EXv2】
対処方法
賃金引上げなどの理由で、労務単価が見直される頻度が高くなっています。本丸では、見積作成前と後の両方のタイミングで労務単価を変更できます。それぞれの手順をご紹介します。
(1)見積作成前に労務単価を変更する場合
- ①明細画面上の[初期設定]をクリックします。
- ②見積入力初期設定画面が表示されます。
「パターン名称」を確認します。 - ③ダブルクリックで、入力する欄を選択できます。金額を変更したい欄をダブルクリックして、金額を手入力します。
(例)電工の労務売価を12,000円から15,000円に変更します。
<変更した内容を作成中の見積以外にも適用させたいとき>
変更した内容をパターン設定に上書きすると、見積作成時に参照できるようになります。
- ①[F1パターン参照]ボタンをクリックします。
- ②パターン設定マスタ画面が開きます。設定を上書きしたい「パターン名称」をクリックした状態で、[F9上書登録]ボタンをクリックします。備考欄は任意に変更できます。
- ③「標準に上書登録しますか?」というメッセージが表示されます。
[はい]ボタンをクリックします。
変更した内容がパターンとして上書登録されます。
(2)見積作成後に労務単価を変更する場合
見積を作成した後で、労務単価を変更することもできます。
- ①[F4分類別メンテ]ボタンをクリックします。
- ②金額変更したい欄をダブルクリックして、手入力で金額を変更します。
(例)電工の労務売価を12,000円から15,000円に変更します。 - ③再計算方法を選択します。
・全分類を再計算させたい場合は、[F5全分類再計算]ボタンをクリックします。
新しい労務単価で計算後の分類は赤表示されます。
金額に問題なければ[F12明細に適用]ボタンをクリックします。
・選択行のみ再計算させたい場合は、再計算する行をクリックし[F6 選択行再計算]ボタンをクリックします。


選択した労務費の行が赤表示されます。
問題なければ[F12明細に適用]ボタンをクリックします。

サポートより
労務単価の見直しされたときには、必ず(1)の手順でマスタの労務単価を修正しましょう。また、労務単価を変更する前の見積を参照した場合、(2)の手順で個別に修正できます。